※今季のモデルは、パイピングが「黒」になります。

『Teton Bros.（ティートンブロス）』が提案する、「MOB」シリーズから、フード部分がバラクラバとしても使える「MOB Wool Hoody」が入荷。

ウール100％の物から、化学繊維との混紡素材と多くのプロダクトがある中で、『Teton Bros.』が選んだのはウールとポリプロピレンの混紡素材。

18.5マイクロンのメリノウールを主体にポリプロピレンを同時に編み上げており、肌に接するフレーム状のPPが水分を素早く肌から遠ざけてウール部に拡散する機能を備えています。

ウール素材の利点としては、快適な着心地と肌触り、高い保温性、汗冷え防止、防臭・抗菌などがあげられます。その中でもアウトドアアクティビティを楽しむユーザーが気を遣うのが汗冷えからの体温低下。

体をハードに動かすことで、体温が上昇し発汗。そんな時下手に上着を脱いでしまうと、最初は心地よいものの、動くのを止めると意外と体が冷える。

特に速乾性のある化繊のウェアでは、気化熱により体温を奪いやすくなるので、寒さに慌ててジャケットを着込むなんてことも。

それに比べウール素材はゆるやかに乾くため、汗冷えしにくく、吸着熱で適度な温度に保ってくれます。外気温が低い高山や冬山では、急激な体温の低下は命の危険にもつながる可能性があるので、この機能は心強い味方です。

ただどうしても、汗の乾きが化繊素材に比べると遅くなってしまう。そのわずかなデメリットをも解消しようとしているのが『Teton Bros.』の「MOB」シリーズです。

やわらかく編まれたメリノウールニットがデッドエアをため込むことで保温性を生み出し、通気性が高いためにベンチレーションも効果的。

シェルを脱いだ瞬間に余分な熱気や湿気は放出され、肌面は常にドライに保つよう設計されています。