元NATOの山岳部隊に所属していた世界で活躍するアイスクライマーと、SASに所属していてクリティカルな山行に没頭していた紳士と三人で、ベースレイヤーからシェル、オーバージャケットを全てシステマチックに使用可能なウェア作る事を目的に” Mountain Project” を立ち上げたのが十数年前。

そのprojectの一部でありメインとなるシェルが現在のTsurugi JKTです。その他のベース、ミッド、オーバージャケットにも全て共通したベンチレーションシステムはTB JKT&PNTのシステムとアングルからアレンジされ搭載されています。

比較的低温なシチュエーションを想定して作られたインサレーションの形状をブラッシュアップし、天然由来のワックスで撥水加工を施した850fillのダウンを100g使用した 10年の歴史をも受け継ぐTsurugi JKTの派生モデルです。

「変わったジッパーアングルのプルオーバー」という認識からスタートしたTsurugi Jacketが皆様に愛されて10年になります。

受賞した賞の数よりも、愛用していただいているユーザーから届く、笑顔と共にフィールドで着用されているTsurugiを見ることが私たちにとって最高の賛辞です。

10周年を機会に、私たちが日頃から素材の開発や製品づくりへの取り組みを” Tsurugi” をキーワードに、様々な素材と手段で数点の記念モデルを作りました。

10周年を期にリリースする記念モデルのラインナップから、Tsurugiを含めたTeton Bros.の将来の製品づくりに対する取り組み、前進し続けるテクノロジーや素材に対する好奇心を感じ取っていただければと思います。

TsurugiはTeton Bros.がブランド立ち上げた時にリリースすることができた唯一のテクニカルシェルである” TB Jacket” の血を引き継ぎ、私たちを次のフェーズに引き上げてくれました。10thアニバーサリーコレクションは、Tsurugiの血を受け継ぎ、更なるフェーズに向かうTeam Teton Bros.の決意の表れです。